1948-04-06 第2回国会 参議院 財政及び金融委員会 第19号
その後におきましても、先程から御指摘のありまする通り、有價証券業者の商いのやり方というものが証券民主化に影響すること多大でありまする故に、いろいろな点につきまして必要な通牒を出しますると共に、尚檢査も励行しておる。こういう次第になつております。
その後におきましても、先程から御指摘のありまする通り、有價証券業者の商いのやり方というものが証券民主化に影響すること多大でありまする故に、いろいろな点につきまして必要な通牒を出しますると共に、尚檢査も励行しておる。こういう次第になつております。
○政府委員(阪田純雄君) 先刻御承知の通り、有價証券というものがありまする以上、当然それに関しまする取引が出て参るわけでありまして、各有價証券業者がこれを扱う現在のいわゆる集團賣買は、各業者が店頭で賣買をいたしまする延長でありまして、司令部の覚書に言つておりまする取引所又は類似の施設である、こういうふうに解してはおりません。
先ず第一は、第六十五條に関係することでありまするが、銀行、信託会社等が有償証券の賣買等を営業とすることはできないことになつておるのでありまするが、これらのものは、従来これを営んで健全投資層の育成、証券の民主化のために貢献し來つて、又それによつて相当利益を上げておつたのであるが、これを何故に禁止したかという質問に対しましては、金融機関及び有價証券業者には、それぞれ本來の目的があるのでありまして、これを
証券業につきましては、國民に影響するところが、御説の通り、非常に大きいのでありますが、証券民主化その他の影響によりまして、現在の制度のもとにおきましても、新たに有價証券業者たらんとする申請が相当数出てまいつております。
○阪田政府委員 ただいまの御質問に関連いたしまして、営業保証金の場合は、有價証券業者といたしましては、本店につきましては十万円、支店その他の営業所につきましては五万円、こういうことに相なつておりまするが、取引所を構成いたしまする会員の場合におきましては、その定款によりまして、会員の信認金というものを別に自主的に相定める、こういうことに相なつております。
この新利廻りによる最初の國債は、去る九月二十五日金融機関の直接引受並びに有價証券業者を通ずる公衆消化の方法で発行いたしまして、十億円全額の消化を見た次第であります。ここに市場消化による国債発行の第一歩を踏み出した次第でありますが、更に引続き第二回の国債発行が去る十月二十五日行われまして、これ亦各方面の協力により消化総額十三億円に達する好成績を收めた次第であります。
この新利回りによる最初の國債は、去る九月二十五日、金融機関の直接引受及び有價証券業者を通ずる公衆消化の方法で発行し、十億円全額の消化を見た次第であります。ここに市場消化による國債発行の第一歩を踏み出したのでありますが、さらに引続き第二回の國債発行が去る十月二十五日行われ、これまた各方面の協力により、消化総額十三億円に達する好成績を収めた次第であります。